国際スペースガード財団を主催されているA.カルーシ教授及び、キットピーク天文台においてスペースウォッチ計画を進められているT.ゲーレル教授をお迎えして、以下のように3回の講演会を企画しました。ぜひご参加下さい。
人類は恐竜より賢いか −講演会のテーマ− 6500万年前に恐竜は絶滅した。その原因となる説の中で小惑星・彗星の地球衝突が有力である。次にいすそのような天体の衝突が起こるのであろうか。それは100万年に1回とも1億年に1回とも言われている。人類にもそのような絶滅が待っているのであろうか。天文学はその可能性を示し始めた。そのような不幸な事態は避けられないわけではない。人類は恐竜より賢いはずであるから。 |
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第1回講演会(大阪)
日時 1997年8月30日(土) 午後1時 〜 4時30分
場所 毎日新聞社 オーバルホール 大阪市北区梅田3−4−5
主催 毎日新聞社 日本スペースガード協会
第1回講演会のプログラム
挨 拶 国際スペースガード財団 A. Carusi氏
映像展示 ハイビジョン映像
技術紹介 天体観測における情報通信最新技術(NTT予定)
<お楽しみ抽選会>
シンポジウム 宇宙の宝もの、地球に接近する小惑星
−小惑星の地球衝突の可能性とスペースガード−
衝突を繰り返して天体は形成された
恐竜はなぜ絶滅したのか
地球近傍小惑星の発見、監視、追跡の必要性
衝突の災害予測
地球外資源としての小惑星
衝突予防の技術と、資源開発技術
出席 T. Gehrels アリゾナ大
磯部 王秀 三 日本スペースガード協会会長 国立天文台
輿石 肇 早稲田大学非常勤講師
司会 毎日新聞編集委員
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第2回講演会(名古屋)
日時 1997年8月31日(日) 午後2時 〜 5時
場所 名古屋市立科学館
主催 日本スペースガード協会
後援 名古屋市立科学館
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第3回講演会(東京)
日時 1997年9月1日(月) 午後6時30分 〜 8時30分
場所 五島プラネタリウム
主催 日本スペースガード協会
後援 五島プラネタリウム、読売新聞社
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第2回、第3回講演会のプログラム
1 Andrea Carusi (惑星科学研究所:イタリア)
人類は恐竜より賢いか -国際スペースガード財団の発足-
2 Tom Gehrels (アリゾナ大)
地球に近づく天体はこんなにある -スペースウォッチ望遠鏡の活躍-
3 磯部 秀三(国立天文台)
安全とコストを考える
4 質疑応答
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課題:小天体検出用宇宙望遠鏡の軌道と観測シミュレーション
日時:1997年9月30日(火) 14時〜16時
場所:筑波宇宙センター 厚生棟 第一会議室(つくば市千現2−1−1)
交通:常磐線荒川沖駅下車 東側出口長崎屋前 関東鉄道バス「筑波大学中央」行
き乗車 --> 無機材資(研)下車 (又は、東京駅八重洲口高速バスつくば号「筑波センター」行 --> 並木一丁目下車)
筑波宇宙センター正門にある守衛所に寄って頂いた後、まっすぐ西に数十m進むと、右手にある1階の建物が厚生棟(食堂、喫茶広場、会議室などから成る)です。
プログラム:
14:00〜15:00 歌島昌由(宇宙開発事業団 先端ミッション研究センター)
「小天体検出用宇宙望遠鏡の軌道と観測シミュレーション」
15:00〜15:30 第二展示室見学( H-Uロケットのエンジン、宇宙基地日本モジュ
ールのモックアップなどが有ります。)
15:30〜16:00 討論
なお、展示室は第一と第二の二つあり、10時から16時まで、いつでも御覧になれます。昼食は、会場のある厚生棟の食堂をご利用頂けます。