次期月探査シンポジウムの開催について
先に12月に開催されるかもしれないとご案内していたシンポジウムが3月23日24日に国立天文台解析研究棟大会議室で開催されることになりました。このシンポジウムは2006年に打ち上げを目指している月探査衛星2号機(セレーネII)に搭載する装置について討議するもので、当協会が関係する月面望遠鏡もこの中に含まれています。そして、このシンポジウムの結果を受けてプロジェクトの絞り込みを行う予定になっています。
日本スペースガード協会では口径30cmのNEO観測望遠鏡を提案しています。そして、1台の望遠鏡で他の計画(位置天文観測、赤外観測、紫外観測)と共用する方策の検討も進めています。日本スペースガード協会の会員の方々もこのプロジェクトに積極的に参加してくださるようお願いします。
シンポジウムに関心のある方は磯部まで御連絡ください。
追記:2月21日開催の総会で新会則が承認されれば、月面観測・軌道観測検討委員会が発足しますので、委員になって活動したいと思われる方はぜひ御連絡ください。
日本スペースガード協会 会長 磯部 秀三
Fax ; 0422-34-3641/e-mail ;isobesz@cc.nao.ac.jp
「日本スペースガード協会」からの公開講演会共催のお願い
日本スペースガード協会は、1996年10月に設立された組織ですが、天体の地球衝突という問題に対処する活動を行っております。その主な活動としましては、天体の衝突というような現象を科学的に研究するということや、天体衝突についての正しい知識を広く普及する活動があります。その普及活動の一つとして公開講演会を行ってきましたが、この公開講演会を共催して下さる施設・組織・団体を探しております。ご協力いただけるところがありましたら、ご連絡いただけると幸いです。
公開講演会では、当協会から講師を派遣して、天体の衝突に関係するお話をさせていただきます。また、当協会以外の方にも講師をお願いして、興味深いお話をしていただいております。こちらの場合は、お話の内容は必ずしも衝突に限るわけではなく、幅広い視点からお願いしております。
公開講演会開催にあたっては、講師の旅費につきましては当協会で負担いたしますので、共催して下さる団体の方には、その会場をご提供していただくこと、講演会に関する広報をしていただくこと、そして実際に講演会を運営する実務をお願いしたいと思います。もちろん、講演会の講師、内容につきまして、ご提案いただいて結構です。また、何かのイベントにあわせて行うようなことでも結構です。
天体の地球衝突といいますとマスコミ等ではかなりセンセーショナルに扱われがちですが、是非、正しい認識を広めていきたいと考えておりますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
日本スペースガード協会会長 磯部 秀三
◆連絡先
事務局 豊川 光雄
〒182-8522 東京都調布市深大寺東町7−44−1
航空宇宙技術研究所 気付
日本スペースガード協会
FAX:0422-42-1371 e-mail:toyokawa@nal.go.jp
運営委員(広報担当) 吉川 真
〒229-8510 神奈川県相模原市由野台3−1−1
宇宙科学研究所
TEL&FAX:0427-59-8341
e-mail:makoto@pub.isas.ac.jp